〔書評〕歴史書の棚 最後のドイツ皇帝 矛盾に満ちた生涯を活写=本村凌二
エコノミスト 第96巻 第24号 通巻4555号 2018.6.19
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第24号 通巻4555号(2018.6.19) |
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ページ数 | 1ページ (全941字) |
形式 | PDFファイル形式 (249kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
旧約聖書の預言者エレミアはユダ王国の滅亡とダヴィデ王家の断絶を預言した。時代は下り、19世紀末に「ヨーロッパでもう一つ戦争があるとすれば、バルカン諸国での馬鹿げた出来事からだろう」と言ったのは鉄血宰相ビスマルクである。この預言は的中し、ドイツ帝国は滅んだ。 傍若無人で威圧感のあるビスマルクだが、人あしらいもうまかったという。このしたたかな人物がどうにも手を焼いたのがドイツ帝国初代皇帝ヴィルヘルム…
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