〔学者が斬る・視点争点〕生物に配慮した農産物の好循環=柘植隆宏
エコノミスト 第96巻 第22号 通巻4553号 2018.6.5
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第22号 通巻4553号(2018.6.5) |
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ページ数 | 2ページ (全2961字) |
形式 | PDFファイル形式 (512kb) |
雑誌掲載位置 | 48〜49頁目 |
◇消費で可能な環境保全への協力 農地は食料生産の場であるとともに、さまざまな生物の生息・生育の場でもある。だが、農薬や化学肥料の不適切な使用や、生産性向上のための農地の整備や水路のコンクリート化などにより、生物の生息環境は悪化してきた。 農地の生物多様性を保全するためには、生物に配慮した農業を推進することが重要である。しかし、例えば、農薬の使用量を減らせば、手作業で雑草を除去しなければならないた…
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