〔書評〕海外出版事情 中国 中国のサラリーマン小説=辻康吾
エコノミスト 第96巻 第16号 通巻4547号 2018.4.17
| 掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第16号 通巻4547号(2018.4.17) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全976字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (229kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
仕事柄、中国関係の図書、論文に目を通すことが多いが、その視角は常に中国のさまざまな問題点、課題に向けられている。それはそれでよいのだが、時折そこで生きている生身の人々の生活感に触れたくなる。李可の小説『杜拉拉(ドゥラーラー)昇職記』(陝西師範大学出版社、2007年)を読んだ。 これは大手外資系会社に入社した女性の話で、主人公の杜拉拉が社内の外国人を含めた上役、部下、友人、ボーイフレンドとの活発、…
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