〔書評〕歴史書の棚 論争に明け暮れるキリスト教の歴史=本村凌二
エコノミスト 第96巻 第16号 通巻4547号 2018.4.17
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第16号 通巻4547号(2018.4.17) |
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ページ数 | 1ページ (全939字) |
形式 | PDFファイル形式 (229kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
神仏を信じているかどうかは別にして、多神教世界に生きる人間にとって一神教世界の人々の教義論争は理解しがたいところがある。 関眞興『キリスト教からよむ世界史』(日経ビジネス人文庫、820円)は、一神教としてのキリスト教の持つ論理的一貫性という伝統に注目するところが興味深い。 313年のローマ皇帝によるミラノ勅令でキリスト教が公認されて以後、信仰の純粋さをめぐって議論が起こった。弾圧された頃は棄教者…
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