〔特集〕ＡＩと銀行　単純作業にロボ活用　ＲＰＡは大手行を救うか　３万５０００人の業務削減＝加藤精一郎
エコノミスト　第９６巻　第１４号　通巻４５４５号　2018.4.3

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９６巻　第１４号　通巻４５４５号（2018.4.3）
ページ数	2ページ　（全2599字）
形式	PDFファイル形式　（466kb）
雑誌掲載位置	３２〜３３頁目

　大手銀行が近年、業務改革を急いでいる。その背景には、長期にわたる超低金利によって、トップラインであるコア業務純益（銀行本業の基礎的な収益力）を大きく伸ばしにくい環境がある。経費構造を抜本的に見直すとともに、大幅な生産性向上を図る必要があるからだ。　業務改革の柱は、「デジタル化」だ。テクノロジーの進展により、最新のデジタル技術を用いて、業務を自動化・効率化できる環境が整ってきた。このため、大手行は…