〔書評〕読書日記 日本最古の公開図書館を作った奈良時代の貴族=ミムラ
エコノミスト 第96巻 第9号 通巻4540号 2018.3.6
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第9号 通巻4540号(2018.3.6) |
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ページ数 | 1ページ (全1458字) |
形式 | PDFファイル形式 (228kb) |
雑誌掲載位置 | 59頁目 |
×月×日「日本の天皇家は地球上最古の皇帝」という説を聞いて、生前退位のニュースを気にしていた。そんなとき目に飛び込んできた一冊。『孝謙女帝の遺言』(佃一可著、樹村房、1700円)。 物部氏の直系で奈良時代の貴族である石上宅嗣(いそのかみやかつぐ)が、日本最古の公開図書館である「芸亭(うんてい)」を立ち上げるまでの物語だ。帯に記された「図書館をつくりたいのだ」という一言に心躍らせ、ページをめくってい…
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