〔東奔政走〕野中氏の訃報に思う落日「経世会」 「清和会」に“創造”は可能か=前田浩智
エコノミスト 第96巻 第6号 通巻4537号 2018.2.13
掲載誌 | エコノミスト 第96巻 第6号 通巻4537号(2018.2.13) |
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ページ数 | 2ページ (全2537字) |
形式 | PDFファイル形式 (366kb) |
雑誌掲載位置 | 38〜39頁目 |
野中広務氏が亡くなった。享年92。経世会(旧竹下派、現額賀派)に所属し、小渕、森内閣で官房長官や自民党幹事長などを歴任し、権力の中枢で活躍した。時々の政局で「剛腕」を発揮する一方で、戦争中に軍隊に召集された体験から「平和」が持つ価値にこだわり続け、弱者に寄り添うことを忘れなかった魅力ある政治家だった。 野中氏の訃報が伝わった1月26日、党派を超えて惜しむ声が上がった。中でも、森喜朗元首相のメディ…
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