〔書評〕海外出版事情　アメリカ　バカ売れ、トランプ政権の暴露本＝冷泉彰彦
エコノミスト　第９６巻　第５号　通巻４５３６号　2018.2.6

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９６巻　第５号　通巻４５３６号（2018.2.6）
ページ数	1ページ　（全970字）
形式	PDFファイル形式　（235kb）
雑誌掲載位置	５８頁目

　ノンフィクション作家マイケル・ウォルフ氏の『炎と怒り』が異例の売れ行きを示している。　ホワイトハウスの暴露本として、事前に一部が紹介され、特にバノン前首席戦略官が米大統領選のロシア疑惑について、トランプ大統領の身内を名指しで「売国奴」と批判したことが多くのメディアで取り上げられ、ブームに火をつけた。　１月５日の発売後、「大統領は当選するつもりはなかった」とか「ホワイトハウスの官僚はほとんどが大統…