〔書評〕『歴史としての大衆消費社会 高度成長とは何だったのか?』 評者・吉川洋
エコノミスト 第95巻 第49号 通巻4530号 2017.12.19
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第49号 通巻4530号(2017.12.19) |
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ページ数 | 2ページ (全1237字) |
形式 | PDFファイル形式 (281kb) |
雑誌掲載位置 | 54〜55頁目 |
◇著者 寺西重郎(一橋大学名誉教授) 慶応義塾大学出版会 4500円 ◇宗教や文化から浮かぶ日本の高度成長の特異性「高度成長」とはいったい何だったのか。この問いに答えるべく碩学(せきがく)が著した350ページの大著である。敗戦からの復興、朝鮮戦争の特需が一段落した後、1955年から70年代初頭にかけて、日本経済は年々実質ベースで10%成長し、西ドイツ(当時)を抜き世界第2位の「経済大国」となった…
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