〔書評〕歴史書の棚 近世日本を文明として捉え直す碩学の大著=今谷明
エコノミスト 第95巻 第46号 通巻4527号 2017.11.28
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第46号 通巻4527号(2017.11.28) |
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ページ数 | 1ページ (全967字) |
形式 | PDFファイル形式 (289kb) |
雑誌掲載位置 | 64頁目 |
かつて本誌(1990年代半ば)に連載された渡辺京二氏の『逝きし世の面影』(連載時は「われら失いし世界」)は、外国人の目に映った近世日本を一つの「文明体」として捉えた最初の本と言えるだろう。 右の渡辺著が新鮮だったのは、戦後歴史学で否定的に見られていた江戸時代の人々の生活を、欧米人が肯定的に評価していたことだ。頑迷な日本学者も外国人の観察の前には平伏せざるを得なかったのである。 芳賀徹著『文明とし…
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