〔書評〕歴史書の棚 よみがえった伊達政宗の野望=今谷明
エコノミスト 第95巻 第42号 通巻4523号 2017.10.31
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第42号 通巻4523号(2017.10.31) |
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ページ数 | 1ページ (全949字) |
形式 | PDFファイル形式 (515kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
ローマ市郊外にあるバチカン市国の「機密文書館」には興味ある諸外国との関係史料が多い。織田信長が狩野永徳に描かせた「安土城屏風(びょうぶ)」も本書庫に眠っているのではないかとして、一時は騒がれたことがある。大泉光一著『暴かれた伊達政宗「幕府転覆計画」─ヴァティカン機密文書館史料による結論』(文春新書、730円)は、この秘庫の古文書を駆使して、支倉常長の慶長遣欧使節の真の目的を明らかにしようとしたも…
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