〔書評〕読書日記 時代の節目に立つ自覚 元号が象徴する気分=小林よしのり
エコノミスト 第95巻 第36号 通巻4517号 2017.9.19
| 掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第36号 通巻4517号(2017.9.19) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1462字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (183kb) |
| 雑誌掲載位置 | 59頁目 |
×月×日 若い頃に夏目漱石の『こころ』(岩波文庫、600円)を読んだときは、ミステリー小説のように面白いと感じたし、求道精神の強い「K」が、一人の女をめぐって、親友の「先生」から裏切られたことを知って自殺した場面では衝撃を受けたものだ。 失恋と親友の裏切りという二重の打撃で死んだのかと思っていたが、大人になって読んでみると、そんな単純な原因ではないことが分かった。「K」は己の求道精神が偽物ではなか…
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