〔書評〕歴史書の棚 乱歩と正史に見る昭和の戦争への距離感=井上寿一
エコノミスト 第95巻 第31号 通巻4512号 2017.8.8
| 掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第31号 通巻4512号(2017.8.8) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全921字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (254kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
文学者は昭和の戦争をどう受け止めたのか。戦争賛美者から戦時下抵抗者まで、あらゆる類型が論じられてきたと言っても言い過ぎではないだろう。この問題はそれほどまでに知的刺激に満ちている一方で、論じ尽くされたかのようでもある。 このような状況のなかにあっても、内田隆三『乱歩と正史』(講談社選書メチエ、1950円)の独自性は際立っている。本書は戦争賛美者対戦時下抵抗者のような対照的な人物ではなく、同質的な…
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