〔ひと&こと〕医薬品原料をかさ増し 価格競争が生んだ弊害
エコノミスト 第95巻 第31号 通巻4512号 2017.8.8
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第31号 通巻4512号(2017.8.8) |
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ページ数 | 1ページ (全558字) |
形式 | PDFファイル形式 (268kb) |
雑誌掲載位置 | 15頁目 |
風邪薬の成分である解熱鎮痛剤「アセトアミノフェン(AA)」に、無届けで安価な中国産AAを混ぜてかさ増ししていたことが発覚し、業務停止命令を受けた医薬品原料(原薬)メーカー大手の山本化学工業(和歌山市)。この不祥事は、同社が届け出を怠ったことだけが問題ではないと指摘する声がある。 同社は、後発医薬品(ジェネリック)向けを含むAAの国内シェアで約8割を占める。2009年ごろから中国産AAの混入品を製…
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