〔学者が斬る・視点争点〕高度だった徳川・明治期の金融教育=横山和輝
エコノミスト 第95巻 第30号 通巻4511号 2017.8.1
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第30号 通巻4511号(2017.8.1) |
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ページ数 | 2ページ (全3070字) |
形式 | PDFファイル形式 (918kb) |
雑誌掲載位置 | 54〜55頁目 |
◇現代で増え続ける「金融資産なし」 年12%の複利でお金を借り、そのまま返済しないと、借入金の残高は何年で元金の倍になるだろうか。答えは「約6年」だ。この問題は「72の法則」を知っていれば、簡単に解答ができる。「72の法則」とは、72を年利(単位・%)で割ると、元金が倍になる年数が概算できるという法則性を指す(72÷12=6)。この法則を知らなくとも、1年ごとに元金と利息の合計を複利で計算すれば…
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