〔ワイドインタビュー問答有用〕／６５５　健康格差問題に取り組む＝近藤尚己・東京大学大学院医学系研究科准教授
エコノミスト　第９５巻　第３０号　通巻４５１１号　2017.8.1

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９５巻　第３０号　通巻４５１１号（2017.8.1）
ページ数	4ページ　（全4942字）
形式	PDFファイル形式　（742kb）
雑誌掲載位置	５０〜５３頁目

　◇「健康に無関心な層にも響く仕掛けを」　◇「努力だけでは不可能なこともある。“健康でないのは自己責任”というのは非倫理的です」　経済格差と共に健康格差が広がる日本で、近藤准教授はアイデア主体の意外な取り組みで打開策を探る。（聞き手＝種市房子・編集部）──　健康を経済の視点で見るとは興味深いですね。どのような研究をしているのですか。近藤　地方自治体と共同で、健康格差を解消するアイデアを練って、成果…