〔景気観測〕実質賃金増えるも下落リスク大 物価上昇と賃金低迷で消費腰折れ=斎藤太郎
エコノミスト 第95巻 第8号 通巻4489号 2017.2.28
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第8号 通巻4489号(2017.2.28) |
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ページ数 | 2ページ (全2290字) |
形式 | PDFファイル形式 (360kb) |
雑誌掲載位置 | 102〜103頁目 |
厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査によれば、2016年の実質賃金は前年比0・7%と5年ぶりの増加となった(15年は0・9%減)。名目賃金の伸びが15年の前年比0・1%から同0・5%へと高まったことに加え、消費者物価上昇率(持ち家の帰属家賃を除く総合)が15年の前年比1・0%から同マイナス0・1%へと大きく低下したことが実質賃金を押し上げた(図1)。 アベノミクスが始まって以来、個人消費は低迷が…
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