〔製薬〕新薬不足にあえぐ武田薬品 大型買収で繰り返す「高値づかみ」=村上和巳
エコノミスト 第95巻 第6号 通巻4487号 2017.2.14
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第6号 通巻4487号(2017.2.14) |
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ページ数 | 2ページ (全3041字) |
形式 | PDFファイル形式 (333kb) |
雑誌掲載位置 | 76〜77頁目 |
日本の製薬業界の旗艦ともいえる武田薬品工業が新年早々に大型買収を仕掛けた。1月9日、同社は米製薬企業のアリアド・ファーマシューティカルズ社を合計54億ドル(約6200億円)で買収すると発表した。アリアドはがん領域に特化したバイオ企業。がんを重点領域の一つに掲げる武田にとって、「戦略に合致する」と発表資料にはある。 しかし、直後の11日、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、武田…
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