〔書評〕歴史書の棚 英雄が出てこない応仁の乱の正しい見方=今谷明
エコノミスト 第95巻 第5号 通巻4486号 2017.2.7
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第5号 通巻4486号(2017.2.7) |
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ページ数 | 1ページ (全947字) |
形式 | PDFファイル形式 (234kb) |
雑誌掲載位置 | 60頁目 |
応仁の乱は応仁元(1467)年に始まったのであるけれど、終結したのが文明9(1477)年なので、「応仁文明の乱」と学界では呼ぶことが多い。大乱終結直後に著された『応仁記』は、「げに応仁の一乱は(中略)王法仏法共に破滅し」と嘆き、「汝(なれ)や知る都は野辺の夕雲雀(ひばり) 上るを見ても落つる涙は」の歌で締めくくっている。京都が焼亡したことで「旧体制の破滅」と認識されたのである。 この乱には、「英…
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