〔JR北海道〕JR北海道の経営危機 国鉄分割民営化が病根=梅原淳
エコノミスト 第95巻 第2号 通巻4483号 2017.1.17
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第2号 通巻4483号(2017.1.17) |
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ページ数 | 2ページ (全2989字) |
形式 | PDFファイル形式 (339kb) |
雑誌掲載位置 | 78〜79頁目 |
北海道の深川市から留萌(るもい)市を経て増毛(ましけ)町に至るJR北海道留萌線のうち、留萌と増毛との間、16・7キロメートルが2016年12月4日限りで営業を廃止した。年間1億6000万円以上の営業損失に耐えかねて同社が下した決断である。 留萌線の一部区間の廃止は、JR北海道がこれから迎える激動期の始まりに過ぎない。同社の島田修社長は16年11月18日、自力では鉄道の維持が困難な線区、つまり同社…
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