〔東奔政走〕「酉年」に何かが崩れる予感 対米過剰依存の修正は必定=山田孝男
エコノミスト 第95巻 第2号 通巻4483号 2017.1.17
| 掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第2号 通巻4483号(2017.1.17) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2462字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (346kb) |
| 雑誌掲載位置 | 74〜75頁目 |
酉(とり)年には何かが崩れるような気がする。昭和の終わりから平成の今日まで政界を取材した身で思うことである。 ひとめぐり12年前の酉年は2005年。政界のハイライトは「小泉郵政解散」だった。結果は、田中角栄が培ったシステムの最終崩壊を意味した。角栄的なるものと闘い続けた小泉純一郎の勝利である。 24年前の酉年は1993年。角栄に学んだ金丸信の権力が崩れ、自民党下野の大政変が起きた。 崩れる──と…
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