〔特集〕世界経済総予測2017 イタリアの不良債権 世界への連鎖は回避も国内低成長は慢性化=井上哲也
エコノミスト 第95巻 第1号 通巻4482号 2017.1.10
掲載誌 | エコノミスト 第95巻 第1号 通巻4482号(2017.1.10) |
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ページ数 | 2ページ (全2603字) |
形式 | PDFファイル形式 (632kb) |
雑誌掲載位置 | 84〜85頁目 |
欧州債務危機後のユーロ圏主要国の中では、スペインの不良債権問題が改善傾向をたどってきたのと対照的に、イタリアでは新規発生こそ減速しているが、不良債権の残高は高いままだ。 欧州中央銀行(ECB)のデータで、2015年末の不良債権比率(不稼働資産額÷総貸出額)を見ると、イタリアは17%近くに達している(図1)。単純な比較はできないが、1990年代の日本で不良債権比率のピークが9%程度だったと見られる…
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