〔景気観測〕当面は円安で為替差益と株高 円高に急反転する可能性も=枩村秀樹
エコノミスト 第94巻 第52号 通巻4481号 2016.12.27
| 掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第52号 通巻4481号(2016.12.27) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2269字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (384kb) |
| 雑誌掲載位置 | 102〜103頁目 |
米国大統領選挙でトランプ氏が当選した後、円安が進んでいる。これは、米国での金利上昇で、日米の金利差が拡大したことが主因だ。米国の10年国債金利は、財政拡大による成長上振れと債務増大予想により、大統領選挙前の1・8%から11月末には2・4%近くまで上昇した。一方、日本の長期金利は、ほぼゼロ%近辺にとどまっている。 消費増税後から低迷が続く日本経済にとって、予想外の円安はまたとない僥倖(ぎょうこう)…
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