〔景気観測〕「貸さない銀行」が“犯人”ではない 利ざや縮小で収益確保にきゅうきゅう=上野泰也
エコノミスト 第94巻 第49号 通巻4478号 2016.12.6
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第49号 通巻4478号(2016.12.6) |
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ページ数 | 2ページ (全2296字) |
形式 | PDFファイル形式 (334kb) |
雑誌掲載位置 | 94〜95頁目 |
銀行など金融機関が企業や個人に貸し出しを行う姿勢が慎重過ぎて不活発であることが、地方を中心に国内景気の回復を妨げている大きな原因ではないかという見方を聞くことがある。 筆者の見るところ、そうした因果関係で日本の低成長を説明しようとするのは無理筋である。むしろ、人口減・少子高齢化の着実な進行というマクロの経済下押し圧力が作用し続ける中で、日本の金融機関は将来像を描くどころか、足元の収益確保にきゅう…
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