〔書評〕『魚と日本人 食と職の経済学』 評者・森岡孝二
エコノミスト 第94巻 第49号 通巻4478号 2016.12.6
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第49号 通巻4478号(2016.12.6) |
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ページ数 | 2ページ (全1166字) |
形式 | PDFファイル形式 (395kb) |
雑誌掲載位置 | 54〜55頁目 |
◇濱田武士著(北海学園大学経済学部教授) 岩波新書 820円 ◇水産物流通の現場訪ね「魚職不朽」を説く 著者は各地の漁港や魚市場を歩き、おいしい魚を求めて鮮魚店にも足を運ぶ漁業経済学者である。 昔は魚屋さんに行けば、今は何が旬か、この魚はどう食べたらおいしいかを対面で教えてくれたものだが、消費者が顔のないセルフ形式の買い物を好むようになって、街から魚屋が消えてきた。それに追い打ちをかけるように「…
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