〔東奔政走〕補選惨敗で共産、連合と溝　揺れる「蓮舫民進党」が解散を誘う＝人羅格
エコノミスト　第９４巻　第４６号　通巻４４７５号　2016.11.15

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９４巻　第４６号　通巻４４７５号（2016.11.15）
ページ数	2ページ　（全2480字）
形式	PDFファイル形式　（325kb）
雑誌掲載位置	７４〜７５頁目

　衆院東京10区と同福岡６区の補欠選挙（10月23日投開票）は与党系候補が完勝し、「新潟知事選ショック」で沈静化しかけた衆院の早期解散説がなお、くすぶっている。蓮舫代表の下で民進党が立て直しの足がかりをつかめず、それが解散を誘発しかねないという構図である。　ワンサイドゲームだった。参院選後初の国政選挙で蓮舫代表の初陣でもあった衆院東京10区補選で民進党候補の得票率は37・５％、福岡６区補選では23…