〔アートな時間〕クラシック　ウィーン国立歌劇場　４年ぶりの来日　作品にぴたりとはまる声の歌手陣＝梅津時比古
エコノミスト　第９４巻　第４４号　通巻４４７３号　2016.11.1

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９４巻　第４４号　通巻４４７３号（2016.11.1）
ページ数	2ページ　（全1282字）
形式	PDFファイル形式　（892kb）
雑誌掲載位置	９６〜９７頁目

　日本でもオペラをずいぶん日常的に楽しめるようになったが、それでもウィーン国立歌劇場が４年ぶりに来日するときくと、わくわくする。それは、語りぐさになっている名舞台が多く、彼らが私たちの期待に常に応えてくれてきたからである。　ウィーン国立歌劇場の魅力は、良い指揮者の下に豪華な歌手陣をそろえることだろう。もちろん豪華な歌手陣はほかにもあるが、ウィーンはいかにも作品の方向にあった歌手を組むので、声と作品…