〔特集〕マーケット怪奇現象 成長モデルの構造変化 貿易総量停滞で“日本化”する世界経済=青木大樹
エコノミスト 第94巻 第36号 通巻4465号 2016.9.6
| 掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第36号 通巻4465号(2016.9.6) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2915字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (504kb) |
| 雑誌掲載位置 | 40〜41頁目 |
◆マーケットの裏側4 過去30年間続いてきた世界経済の成長モデルが、大きな構造変化に直面している。端的に表れているのが、右肩上がりで上昇していた世界の貿易総量がここ数年、横ばいで停滞していることだ。世界経済はこれまで、モノの貿易を拡大させることで成長してきたが、世界全体で今、モノへの需要が鈍化し、成長の主役不在の状況が続いている。それはあたかも、需要不足でデフレに陥った日本の過去20年間をなぞる…
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