〔インタビュー〕白井さゆり・慶応義塾大学特別招聘教授(元日銀審議委員) 論理的でなかったマイナス金利
エコノミスト 第94巻 第26号 通巻4455号 2016.6.21
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第26号 通巻4455号(2016.6.21) |
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ページ数 | 1ページ (全1458字) |
形式 | PDFファイル形式 (223kb) |
雑誌掲載位置 | 42頁目 |
日本銀行審議委員を5年務めた白井さゆり氏に、金融政策の評価と今後を聞いた。(聞き手=藤沢壮/大堀達也・編集部)── 黒田東彦総裁の評価は。白井 黒田総裁の量的・質的金融緩和(QQE)は、従来よりも思い切った政策で、やって良かった。 円安・株高の基調となったことで、企業が高水準の利益を上げられ、資金調達の環境も改善された。企業が低価格競争をやめて、品質で売る方向に転換したことは大きな変化だ。── …
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