〔書評〕歴史書の棚 『論語』のユーモアとミステリーを読み解く=加藤徹
エコノミスト 第94巻 第18号 通巻4447号 2016.4.26
掲載誌 | エコノミスト 第94巻 第18号 通巻4447号(2016.4.26) |
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ページ数 | 1ページ (全951字) |
形式 | PDFファイル形式 (235kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
影山輝國『「論語」と孔子の生涯』(中央公論新社・中公叢書、1900円)は、面白い本だ。 本書の前半は『論語』をめぐる書誌学的な解説、後半は孔子の生涯と学問についての紹介である。文章は平明で、入門者にも読みやすい。内容は近年の研究成果を踏まえており、専門家にも読みごたえがある。 随所に挿入してあるコラムも面白い。『論語』の「集注」はシッチュウ、「集解」はシッカイと読む。なぜか。その理由を解説したコ…
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