〔特集〕暴れる通貨 手詰まりの日銀 マイナス金利導入も円安誘導失敗 金融政策の持続性は限界に＝加藤出
エコノミスト 第９４巻 第８号 通巻４４３７号 2016.2.23
| 掲載誌 | エコノミスト 第９４巻 第８号 通巻４４３７号（2016.2.23） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全1781字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （259kb） |
| 雑誌掲載位置 | ３９頁目 |
日本銀行が1月29日の金融政策決定会合でマイナス金利を導入、追加金融緩和に踏み切った。緩和の発表直後、ドル・円は一時1ドル=121円半ばに急騰した。ところが、翌週には一転して急落、2月9日には一時114円台と緩和前の水準以上に円高が進んだ。これは、日銀の金融政策の持続性が、もはや限界に来ていることを端的に示している。 日銀がマイナス金利政策を導入した理由は、（１）量的質的緩和策（QQE）における…
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