〔特集〕丸わかり　激震！中国　液晶パネル　１８年にはシェア首位に　先端技術でも追い上げ＝田村喜男
エコノミスト　第９４巻　第５号　通巻４４３４号　2016.2.2

　世界の液晶パネル生産能力は、2000年から15年にかけて大きく変化してきた。00年の時点では、日本は48%のトップで独走状態、中国のシェアは最下位の2%だった。しかしその後日本のシェアは年々減少、順位は大きく入れ替わり、現在では韓国が38%のトップシェアとなっている。　日本とは対照的に、11年以降中国のシェアは年々増加し、現在では23%まで上昇している。液晶テレビやスマートフォン（スマホ）で世界…