〔福島後の未来をつくる〕／５　原発稼働と無関係に必要な再生エネ　変動性の大きさは欠点ではなく特質＝高村ゆかり
エコノミスト　第９３巻　第３８号　通巻４４１５号　2015.9.29

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９３巻　第３８号　通巻４４１５号（2015.9.29）
ページ数	2ページ　（全3039字）
形式	PDFファイル形式　（548kb）
雑誌掲載位置	７２〜７３頁目

　原子力発電所の稼働について、「原則40年」と定めた原子炉等規制法のルールを順守すれば、建設中の原発３基を除く既存の原発43基は２０５０年には全て運転を終えることとなる。　原発の稼働には、新規制基準に基づく原子力規制委員会の厳しい審査をパスし、地元の同意を得る必要もある。そのために必要な費用を考えると、電力会社の経営判断として、この40年を待たずに原発の稼働を止めることだってあり得る。　福島事故後…