〔日本人のための第一次世界大戦史〕/7 ドイツ統一戦争/1 日本陸軍統帥権の源流=板谷敏彦
エコノミスト 第93巻 第31号 通巻4408号 2015.8.4
| 掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第31号 通巻4408号(2015.8.4) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3004字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (629kb) |
| 雑誌掲載位置 | 78〜79頁目 |
諸邦に分かれていたドイツはヴィルヘルム1世のプロイセン王即位以降、ドイツ統一戦争と呼ばれる三つの戦いによって統一された。その中核をなしたのが宰相ビスマルクによる卓越した外交であり、戦争を担当した参謀本部であった。 鉄道と電信の発達は戦場におけるロジスティクス(兵站(へいたん))の革命となった。1860年代のプロイセン軍参謀本部における参謀の最も重要な仕事は鉄道ダイヤを作成することであった。一方で…
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