〔特集〕円高が来る 中国が世界の銀行に ドル同様の決済システムを構築 人民元がSDRに採用される日=田代秀敏
エコノミスト 第93巻 第29号 通巻4406号 2015.7.21
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第29号 通巻4406号(2015.7.21) |
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ページ数 | 2ページ (全2841字) |
形式 | PDFファイル形式 (820kb) |
雑誌掲載位置 | 38〜39頁目 |
中国は、年内に人民元を国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)を構成する通貨に組み入れさせ、人民元の国際化を飛躍的に進めようとしている。SDR構成通貨になると、人民元は各国の外貨準備資産として国際的に交換可能な通貨と認められ、米ドル、ユーロに次ぐ国際通貨の地位を得ると中国は考えている。 SDRは、IMFが加盟国の外貨準備を補うために1969年に創設した国際準備資産である。累計約2040億SD…
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