〔特集〕今そこにある財政危機 “不感症”のワナ ドイツ金利急騰で肝を冷やす 突如の乱高下が増えた債券市場=倉都康行
エコノミスト 第93巻 第26号 通巻4403号 2015.6.30
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第26号 通巻4403号(2015.6.30) |
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ページ数 | 2ページ (全3111字) |
形式 | PDFファイル形式 (468kb) |
雑誌掲載位置 | 26〜27頁目 |
ドイツの10年債利回り(長期金利)が5月7日、0・78%へと急騰(価格は低下)し、債券市場が肝を冷やした。今年4月には一時、0・048%まで低下し、市場には「マイナス金利もありうる」といった観測まで高まっていた中だった。また、6月に入っても再び急騰し、6月10日には一時、約8カ月ぶりに1%台を超えた。日米欧の中央銀行が量的緩和に乗り出し、債券市場では金利が低位に抑え込まれ続けている。格下げなど国…
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