〔特集〕世界史を動かす聖書と金利 金利の効能 金利は「効率的な生産」の指標 不確実な未来に値段をつける仕組み=日向健
エコノミスト 第93巻 第22号 通巻4399号 2015.6.2
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第22号 通巻4399号(2015.6.2) |
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ページ数 | 2ページ (全2662字) |
形式 | PDFファイル形式 (589kb) |
雑誌掲載位置 | 34〜35頁目 |
金利とは何であろうか。 この問題を考える時、現代経済学の教科書でもしばしば使われる、国債など公債価格の決まり方を基にすると分かりやすい。例えば、英国で発行され始めた公債「コンソル公債」を例にとって考えてみよう。 ◇「将来の利益」の現在価値 コンソル公債は、償還しない代わりに、保有している限り、永久に一定額の利子が支払われる、永久債の一つである。ここでは具体的に数字を、挙げた方が分かりやすいので、…
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