〔サイエンス最前線〕/40 うつ病の発生源か ドーパミンの活動を抑える手綱核=永雄総一/青木田鶴
エコノミスト 第93巻 第18号 通巻4395号 2015.4.28
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第18号 通巻4395号(2015.4.28) |
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ページ数 | 2ページ (全2739字) |
形式 | PDFファイル形式 (321kb) |
雑誌掲載位置 | 68〜69頁目 |
「求めよ、さらば与えられん」は有名な聖書の句である。今よりも、あるいは周りにいる人々よりも、よりよい報酬や評価を得たいという期待感(意欲)は人生の大きな原動力だ。 この期待感が低下した状態が長く続くと、いわゆる「うつ」の状態となる。前回、期待感つまり「報酬予測」が大脳基底核にあるドーパミンという神経伝達物質を多く含む神経細胞(ドーパミン細胞)によって生み出されることを紹介した。このドーパミン細胞は…
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