〔書評〕読書日記 「イスラム国」を読み解く気鋭学者の“正気”=渡辺京二
エコノミスト 第93巻 第16号 通巻4393号 2015.4.14
| 掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第16号 通巻4393号(2015.4.14) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1774字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (191kb) |
| 雑誌掲載位置 | 57頁目 |
池内恵『イスラーム国の衝撃』(文春新書、842円)を読んで、著者の“正気”が健在なのを知った。というのは2002年、この人の最初の著書『現代アラブの社会思想』を読んだとき、イスラム原理主義への毅然たる批判的態度に感銘を受けたからだ。当時、アラブ研究者の中には、アルカイーダシンパみたいのがごろごろしていただけに、この人は正気だ、明晰な知性の働きを保っていると感じた。 池内さんのこの度の新著は、「む…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全1774字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。
〔書評〕『すべては1979年から始まった 21世紀を方向づけた反逆者たち』 評者・中西寛
〔書評〕話題の本 『十三億分の一の男』他
〔書評〕歴史書の棚 人類に教訓与える“離散”の民の歴史=本村凌二
〔書評〕海外出版事情 中国 改革開放に戸惑う庶民を描写=辻康吾
〔名門高校の校風と人脈〕/138 桐生高校(群馬県立・桐生市)=猪熊建夫


