〔特集〕危ういROEブーム 伊藤リポート「8%」のワケ 投資家の期待に応える最低限の数値=伊藤邦雄
エコノミスト 第93巻 第5号 通巻4382号 2015.2.3
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第5号 通巻4382号(2015.2.3) |
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ページ数 | 4ページ (全1714字) |
形式 | PDFファイル形式 (840kb) |
雑誌掲載位置 | 86〜89頁目 |
日本企業の「稼ぐ力」を高めるため、経営者や市場関係者が集まり議論した経済産業省のプロジェクトでは、ROEについて「最低8%」を目指すべきだと主張した。座長を務めた一橋大学大学院の伊藤邦雄教授がその理由を語る。 日本企業について憂うべき点は、技術力が高いのにもかかわらず、それが収益に結び付いていないことだ。資本効率が悪く、株価が長期低迷するなど「持続的低収益性」とでも言うべき状況が続いている。また…
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