〔特集〕危ういROEブーム 企業の「質」に注目する市場 投資動向を映す「JT倍率」=大川智宏
エコノミスト 第93巻 第5号 通巻4382号 2015.2.3
掲載誌 | エコノミスト 第93巻 第5号 通巻4382号(2015.2.3) |
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ページ数 | 2ページ (全1303字) |
形式 | PDFファイル形式 (515kb) |
雑誌掲載位置 | 90〜91頁目 |
日本株は大きな転換点を迎えている。その理由の一つが、「株価収益率(PER)」「株価純資産倍率(PBR)」といった株価の割安度合いを測る指標が機能不全に陥ったことである。本来、企業の利益や資産に対して株価が適切な水準にあるかどうか、つまり、割安かどうかを見極めることが投資の大原則のはず。しかし、足元では、この大原則を真っ向から否定するかのように、割高な銘柄の株価が上がり続けている。 その主な原因は…
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