〔特集〕１ドル１３０円時代　Ｐａｒｔ１　マーケットの目　データで見る　主要通貨の騰落率　資源国通貨は軒並み…＝佐久間浩司
エコノミスト　第９３巻　第２号　通巻４３７９号　2015.1.13

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９３巻　第２号　通巻４３７９号（2015.1.13）
ページ数	1ページ　（全1746字）
形式	PDFファイル形式　（285kb）
雑誌掲載位置	３２頁目

　◇資源国通貨は軒並み下落　先進国で唯一売られた円　世界の主要通貨の過去2年間の動きを振り返ってみよう。大きく言えば、先進国通貨が買い戻され、途上国通貨が売られている。　最も下落しているのはアルゼンチン・ペソだが、これは国際社会に背を向けて、インフレ統計の改ざんの疑いが持たれるほどに迷走した経済政策の中にあり、全く別扱いだ。　次に厳しい状況に追い込まれたのがロシアだ。ここは、プーチンの強権的な対外…