〔書評〕『「良心」から企業統治を考える 日本的経営の倫理』 評者・橘川武郎
エコノミスト 第92巻 第45号 通巻4367号 2014.10.21
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第45号 通巻4367号(2014.10.21) |
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ページ数 | 2ページ (全1234字) |
形式 | PDFファイル形式 (297kb) |
雑誌掲載位置 | 52〜53頁目 |
◇田中一弘著(一橋大学大学院商学研究科教授) 東洋経済新報社 1944円 ◇「良心が主、自利心は従」 日本的経営への回帰促す「自利心による企業統治」と区別される「良心による企業統治」。両者の違いをはっきりさせるため、本書では、前者については「コーポレート・ガバナンス」とカタカナで表記し、後者については「企業統治」と漢字を使っている。「自利心によるコーポレート・ガバナンス」は、経営者性悪説に基づき…
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