〔書評〕読書日記 生命の本質に迫るために必要な破格の試み=米本昌平
エコノミスト 第92巻 第39号 通巻4361号 2014.9.16
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第39号 通巻4361号(2014.9.16) |
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ページ数 | 1ページ (全1804字) |
形式 | PDFファイル形式 (206kb) |
雑誌掲載位置 | 59頁目 |
今、生命科学は大変な隆盛を謳歌(おうか)しているように見える。だが研究者の側は「勝者の嘆き」の中にある。彼らは表立って現状を嘆いているわけではないが、現時点での勝者は生化学である。前世紀半ばに颯爽(さっそう)と登場してきた分子生物学は、今では分厚い生化学の教科書の中に吸収されてしまっている。そして研究者は、何か重要な生体分子を抽出して、その機能を明らかにする研究競争に、日々追い立てられている。「…
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