〔特集〕とことん考える人口減 どうなるニッポン(5) フランスをまねると出生率増? 前提となる社会制度に違いあり=和田光平
エコノミスト 第92巻 第37号 通巻4359号 2014.9.2
| 掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第37号 通巻4359号(2014.9.2) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2197字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (519kb) |
| 雑誌掲載位置 | 38〜39頁目 |
先進国の出生率は、1970年代半ばごろから人口置換水準(人口維持に必要である2をやや超える水準)を下回り、人口再生産能力を失った少子化状態になっている国がほとんどである。そのような中、フランスは95年の出生率1・7を底に上昇を続け、置換水準をキープしている。 少子高齢化に苦しむ日本では、出生率の回復したフランスを手本に、その政策を見習おうという声もあるが、実際、フランスの政策はどこまで日本に適用…
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