〔特集〕官製相場の賞味期限　Ｐａｒｔ３　混迷の海外経済　米国　経済の長期停滞　リーマン・ショック後　経済の…＝小野亮
エコノミスト　第９２巻　第２９号　通巻４３５１号　2014.7.1

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９２巻　第２９号　通巻４３５１号（2014.7.1）
ページ数	2ページ　（全2768字）
形式	PDFファイル形式　（441kb）
雑誌掲載位置	３９〜４０頁目

　◇リーマン・ショック後　経済の実力低下はコンセンサス　米国経済の回復期待が揺らいでいる。それを象徴する出来事と目されているのが、米長期金利の低下である。　昨年５月以降、米長期金利は急騰リスクが懸念されてきたが、今年に入ってからの動きは正反対であり、米国経済の将来に対する慎重な見方を反映しているかのようだ。　不安を助長する材料はある。今年１〜３月期の米国経済は、３年ぶりのマイナス成長に陥った。また…