〔書評〕歴史書の棚 関西人から見た関東論の古典的名作=今谷明
エコノミスト 第92巻 第25号 通巻4347号 2014.6.3
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第25号 通巻4347号(2014.6.3) |
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ページ数 | 1ページ (全933字) |
形式 | PDFファイル形式 (227kb) |
雑誌掲載位置 | 68頁目 |
宮本又次著『関西と関東』(文春学藝ライブラリー、1706円)は1967年に出た本の再版で、このジャンルでは古典的名作と言うべきもの。著者は内田銀蔵、本庄栄治郎の系統に連なる日本経済史学派の重鎮で、江戸経済史が専門だが、風俗史に造詣が深く、本書巻末の井上章一氏による解説によれば、同門の学究連から、あまりに風俗史に傾き過ぎるのを危ぶまれていたという。 評者は学生時代、大学で著者の講演を聴いたことがあ…
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