〔特集〕中国危機の真相 3Kが促す元高 年末には1ドル=5元台の可能性=内田稔
エコノミスト 第92巻 第12号 通巻4334号 2014.3.11
| 掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第12号 通巻4334号(2014.3.11) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1416字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (335kb) |
| 雑誌掲載位置 | 32頁目 |
人民元相場は、2005年7月に相場制度の変更と称した実質的な切り上げが行われた。それ以来、対ドルでは緩やかな上昇が続き、1ドル=8・28元台だった為替レートは、昨年末には1ドル=6・03元台と5元台が目前に迫った。 ◇1元=19円台をうかがう 筆者は人民元の上昇をもたらす要因として、三つの「K」を重視している。一つ目が経常収支の黒字だ。一時と比べて減ったとはいえ、国内総生産(GDP)比でみてまだ…
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