〔書評〕歴史書の棚 境界領域で活躍する歴史家・村井章介の軌跡=今谷明
エコノミスト 第92巻 第10号 通巻4332号 2014.3.4
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第10号 通巻4332号(2014.3.4) |
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ページ数 | 1ページ (全855字) |
形式 | PDFファイル形式 (225kb) |
雑誌掲載位置 | 68頁目 |
村井章介著『中世史研究の旅路』(校倉書房、3150円)は、戦後歴史学の本流を歩んで来た歴史家による回想録的な書物である。 昨年春、東大を定年退官した記念として編まれたようだが、書き下ろしではなく、大部分が以前に発表済みのエッセーなどから成り、いわばアンソロジーと言うべき本であることに驚かされる。 著者は、日本中世史が専門であり、したがって評者とは同業者の間柄でもある。しかし著者の初期の研究テーマ…
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