〔アートな時間〕映画 ドラッグ・ウォー 毒戦 身も蓋もなくドライなのに、なぜか肉汁あふれる傑作=芝山幹郎
エコノミスト 第92巻 第2号 通巻4324号 2014.1.14
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第2号 通巻4324号(2014.1.14) |
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ページ数 | 2ページ (全1165字) |
形式 | PDFファイル形式 (418kb) |
雑誌掲載位置 | 60〜61頁目 |
ロマンスなし、裏話なし、人生訓なし、見せびらかしなし。 ジョニー・トーの新作「ドラッグ・ウォー」は、一見、ぶっきらぼうな警察映画に思える。登場人物は仏頂面だし、その行動は身も蓋もないほどドライだ。なのに、この映画は肉汁をあふれさせている。タイトで速い活劇が奇妙な味わいや体臭を漂わせるのは稀有な例ではないか。 トーは、1955年に生まれた香港の監督だ。99年公開の「ザ・ミッション/非情の掟」は実に…
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